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名・住所など4つの情報“流出”1万6千人

2015年6月4日 1:40

 日本年金機構は3日、情報が流出した125万件のうち名前と住所などの4つの情報が流出したとみられる人数は、少なくとも1万6000人になることを明らかにした。

 3日に国会で開かれた衆議院の厚生労働委員会で、日本年金機構の水島理事長は、基礎年金番号、名前、生年月日、住所の4つの情報が流出したとみられるのは、少なくとも1万6000人で、その内訳は、年金受給者およそ9000人、現役世代の被保険者およそ7000人であることを明らかにした。

 また、このうち、3日は、年金の受給者およそ9000人に、おわびと今後、基礎年金番号を変えることを知らせる文書を発送し、4日は、およそ7000人の被保険者に発送するという。

 日本年金機構は情報の重複などを精査していて、情報漏れの人数は、今後、増える可能性もあるとしている。