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過激派襲撃と勘違い、大学パニックで死者

2015年4月13日 15:20

 ケニアの大学で、電気系統の不具合で起きた爆発をイスラム過激派の襲撃と勘違いした学生らがパニック状態になり、建物から飛び降りるなどして1人が死亡、170人がケガをした。

 ケニアのナイロビ大学によると、12日早朝、学生寮で電気ケーブルの不具合による爆発があった。ケニアでは今月2日に東部にある大学がイスラム過激派組織「アルシャバブ」に襲撃されて148人が殺害される事件があり、さらなる犯行を予告していたため、学生らは襲撃と勘違いしてパニックに陥った。

 現場にいた学生「6階から飛び降りた人もいました」

 学生らは建物から次々と飛び降りたり、出口に殺到して折り重なるように倒れ、男子学生1人が死亡、170人がケガをしたという。