歌手の松任谷由実（６１）が２８日、都内で行われた雑誌「フィガロジャポン」（ＣＣＣメディアハウス刊）の創刊２５周年記念イベントに登場した。

　「フィガロジャポン」はパリ生まれ、東京育ちのスタイル誌。２５周年記念企画「美しい旅人」に松任谷が選出され、発売中の５月号から新連載「アンシャンテ　ユーミン！」がスタートした。
　編集長の西村緑さんが「（雑誌が）２５歳になって新しいことを始めたいなと思っていた。（松任谷が）４０周年のコンサートで『みなさん、これからも旅を続けましょう』とおっしゃっていたので、２６年からの旅をご一緒できないかとオファーした」と経緯を説明。松任谷は「光栄です」とにっこり。

　連載の初回は、印象派の絵画について作家の原田マハさんと対談している。
　松任谷は「印象派の旅ということで、いろいろお話をしました。（すでに知識は持ち合わせていたが）勉強をし直して、もう１度旅ができた」と充実の表情。西村編集長が「（松任谷は）知識が深い」と絶賛すると、「だってユーミンだもん」とおちゃめに切り返した。