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大塚家具持株会“6割会長・4割社長”支持

2015年3月26日 12:16
大塚家具持株会“6割会長・4割社長”支持

 父親の大塚勝久会長と娘の大塚久美子社長、どちらに経営を委ねるのか決める大塚家具の株主総会を27日に控え、従業員持株会の支持の内訳が日本テレビの取材で判明した。

 大塚家具の株式の約3%を保有する従業員持株会については、会員の35%がどちらを支持するのか意思表示した。このうち、約6割が会長支持、4割が社長支持を表明した。

 会長支持を表明した大塚家具の取引先「フランスベッド」の分もあわせて、会長側はこれまでに28%超を確保したとみられる。一方で、久美子社長側は海外投資ファンドや一族の資産管理会社を合わせて20%超の議決権を確保している。

 大塚家具の経営は、27日の株主総会で株主の議決権のうち有効とみなされるものの過半数を獲得した方が担うことになり、経営権を巡る戦いはギリギリまで続きそうだ。