×

土砂や雪が崩落、住民らが孤立状態に 秋田

2015年3月3日 15:45
土砂や雪が崩落、住民らが孤立状態に 秋田

 秋田・上小阿仁村で県道脇の斜面が崩落し、付近の住民などが孤立状態となっている。

 道路脇の斜面が崩落したのは、上小阿仁村の県道・杉沢上小阿仁線。2日午後1時半ごろ近くの住民が発見したもので、崩落した土砂や雪は約32メートルにわたって道路をふさぎ、通行止めになっている。これにより、八木沢地区の住民と萩形ダムの管理事務所に勤務する職員計13人が孤立状態になっている。

 3日に県の職員などが現地調査を行った結果、斜面の雪に15メートルにわたって亀裂が入っているのが見つかった。2次災害の危険があるため土砂の撤去作業は見合わせていて、県が3日午後、道路の開通に向けた方策や孤立した住民などへの対応を検討している。