ノーベル物理学賞を受賞した名城大学の赤崎勇終身教授が一足先に帰国し、メダルを初披露した。

　赤崎終身教授は１２日午後４時過ぎ、授賞式を終えてスウェーデンから帰国した。長旅で疲れた様子だったが、取材陣の前でメダルを初披露した。

　赤崎終身教授「（Ｑ：どのくらいの重さですか）みなさんがこれくらい騒ぐような重さではない」「それなりに楽しんでまいりました。少し緊張したのではないかと思うが、なんとかうまくやれました。家内は『非常に盛大な拍手を頂いたので、とても感激している』と言っていました。（Ｑ：今後について）家で本を読んでいるか大学に行くかくらいしか能がないので、あまり変わらない生活を続けるのではないかと思います。健康の許す限りは」

　名城大学によると、赤崎教授は１２日中に自宅に戻り、１５日には大学に出勤する予定だという。