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「イスラム国」指導者 シリアで治療と報道

2014年11月11日 1:46

 イラクとシリアで活動するイスラム過激派組織「イスラム国」の指導者について、イラクの国営テレビは10日、アメリカ軍などの空爆により負傷したため、シリアで治療を受けていると伝えた。

 イラク国営テレビが10日、内務省の当局者の話として伝えたところによると、イラク北部でケガをした「イスラム国」の指導者、アブバクル・バグダディ容疑者は、10日までに「イスラム国」の関係者によりシリアに運ばれ、治療を受けているという。ケガの程度については分かっていない。

 バグダディ容疑者をめぐっては、イラク北部のモスル近郊で8日、「イスラム国」幹部の集会に参加していたところ、アメリカ軍などによる空爆でケガをしたと伝えられていた。一方、アメリカの国防総省は、「バグダディ容疑者の消息について確認できていない」としている。