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初の“梅干しおにぎり条例”みなべ町で可決

2014年9月26日 22:44
初の“梅干しおにぎり条例”みなべ町で可決

 和歌山県みなべ町で26日、全国で初となる「梅干しを使ったおにぎり」を奨励する条例が可決された。

 みなべ町議会で全会一致で可決された「梅干しでおにぎり条例」は、全国の一世帯あたりの梅干しの購入量がピーク時の2002年に比べ約3割落ち込んでいることを受け、提案されたもの。条例では、町民らが協力し特産品の紀州南高梅を使ったおにぎりや梅の製品を普及していくことを定めている。

 このような条例は全国では初めてで、みなべ町の小谷町長は「給食の時間に、小学生に梅のおにぎりを自分で握って食べてもらうなど具体案を考えたい」と話していた。

 条例は来月1日施行される。