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ファミマ社長「ショック」期限切れ食肉問題

2014年7月23日 15:48
ファミマ社長「ショック」期限切れ食肉問題

 中国・上海の食品加工会社で食肉の使用期限の偽装が疑われている問題で、この会社の商品を輸入していた日本マクドナルドは23日に予定していたイベントを中止した。

 日本マクドナルドは23日、「夏のマックFes!」と題して新商品の発表会を行う予定だったが22日の夜に急きょ中止すると発表した。一連の報道を受けて自粛するという。

 日本マクドナルドは問題となっている上海の食品加工会社「上海福喜食品有限公司」から、国内で販売している「チキンマックナゲット」の約2割を輸入していて、関東全域を含む1都9県の全店舗全1281店で販売していた可能性があるとしている。

 この食品加工会社の検査は外部の国際検査機関に委託しており、年に1回、査察が行われていたという。

 また、同じくこの上海の会社で加工された商品を輸入していたファミリーマートは23日、新形態の店舗のオープンがあり、社長が取材に応じた。

 ファミリーマート・中山勇社長「正確な情報を今持っていないので、把握次第みなさまにご報告します。かなり厳しいチェック体制を取っていたので非常にショックが大きい」

 中山社長は今回の問題について、事実関係は調査中としながらも、「信頼関係を裏切るようなことになって申し訳ない」と述べた。

 また、中山社長は今回問題になっている中国の食品加工会社から大手商社「伊藤忠商事」を介して商品を仕入れていたことも明らかにしている。