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警視庁「脱法ドラッグ対策本部」を発足

2014年7月10日 12:13
警視庁「脱法ドラッグ対策本部」を発足

 「脱法ドラッグ」による事件や事故が相次ぐなか、警視庁は10日、販売実態の把握や取り締まりを強化するための対策本部を発足させた。

 高綱直良警視総監「今や脱法ドラッグの問題は都民の安全を脅かす深刻な社会問題となっており、脱法ドラッグ対策は警視庁が取り組むべき喫緊の課題です」

 警視庁は10日、副総監をトップに、組織を横断して対策にあたる「脱法ドラッグ」総合対策推進本部を発足させた。先月、池袋で車が歩道を暴走し8人が死傷するなど、脱法ドラッグの影響とみられる事件や事故が相次いでおり、警視庁は、販売実態の把握や取り締まりを強化するとともに、鑑定にかかる時間を短縮するため検査態勢の充実を図ることにしている。

 また、厚生労働省や東京都などとも連携して、さまざまな対策を進める方針。