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全ての責任は私がとる~ザッケローニ監督

2014年6月26日 11:48

 「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル」で無念のグループリーグ敗退決定から一夜明け、日本代表・ザッケローニ監督が現地時間25日(日本時間26日)、退任の意向を示した。

 ザッケローニ監督「どの選手をどういった戦術で使うかの選択は、私がしてきた。なので、これまでしてきたように、全ての結果の責任は私がとる」

 すでに選手やスタッフに退任する意向を伝えたというザッケローニ監督は、感謝の意を述べた。

 ザッケローニ監督「4年間受け入れてくれた皆さんに、心から感謝したい。日本での思い出は、私の心の中にずっと強く残るだろう。(日本語で)ありがとうございます」

 一方、選手たちも一夜明けて心境を語った。

 本田圭佑選手「やはり、自信がどこから来ているかというところから間違っていた可能性があるので、やはり上には上がいることを痛感させられた大会だったですし、わかってはいたものの、やはり改めて痛感させられて。本当に世界一になるというための努力、そして覚悟、そして実力、その基礎づくりから始めていきたいと思います」

 内田篤人選手「チームとしても個人としても努力してきましたけど、4年前、試合に出られずに…」

 長友佑都選手「本当にこの4年間、このワールドカップに対してかけてきた部分があって…そうですね…すみません」

 内田選手と長友選手は言葉に詰まり、インタビューを中断。長友選手は席を外し、目頭を押さえた。

 本田選手と長谷部誠選手を除く日本代表は、27日夕方に帰国する予定。