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去年ゼロの横浜市 待機児童数20人に

2014年5月20日 19:35

 希望しても保育所に入れないいわゆる「待機児童」の数が去年4月にゼロになった横浜市は、今年4月1日時点で待機児童が20人になったと発表した。

 横浜市は20日、「待機児童」の数が4月1日時点で20人になったと発表した。

 横浜市は保育コンシェルジュと呼ばれる相談員を区役所に配置したり、「横浜保育室」という市の独自の認定基準で認可保育園を増やすなどして、去年4月に待機児童数が「ゼロ」になっていた。しかし、待機児童数ゼロに達成したことで、横浜市外から引っ越してくる保護者が増えるなどしたため去年に比べて希望者が約4100人増加したという。

 横浜市は今年度、保育所の受け入れ枠を約3700人増やして、再び待機児童数ゼロを達成したいとしている。