挑発しているのは中国ではない~中国報道官
南シナ海で中国とベトナムの艦船が衝突を繰り返していることについて、アメリカのケリー国務長官は12日、中国の王毅外相と電話で会談し、「中国の多くの艦船がベトナム側と衝突している行動は挑発的だ」と批判、「強い懸念を抱いている」と伝えた。
これに対し、中国は反発しており、中国外務省の報道官は、「挑発的な行為をしているのは中国ではない」とした上で、アメリカを批判した。
中国・華春瑩報道官「(アメリカの)一連の誤った発言が、一部の国の危険で挑発的な行為を助長した」
王外相は、ケリー長官との電話会談の中で、「アメリカは南シナ海での問題で客観的な立場に立ち、言動を慎むよう」うながしたという。