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春の褒章発表 羽生結弦さんらに紫綬褒章

2014年4月28日 8:15
春の褒章発表 羽生結弦さんらに紫綬褒章

 スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる春の褒章が決まった。ソチオリンピックのフィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦さん(19)が、紫綬(しじゅ)褒章を受章した。羽生さんは今回、最年少の受章者となった。

 羽生さん「これからさらに頑張っていって、さらなる好成績を残せるように、頑張っていかなきゃいけないなというふうに思っています」

 また、俳優の宮本信子さん(本名:池内信子さん=69)が、長年、映画やテレビ、舞台などで活躍したことが評価され、紫綬褒章を受章した。

 宮本さん「私にとって、非常に光栄に思います。でも、いつもと同じように、これからも仕事をしていくと思います」

 また、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん(本名:守田伸一さん=64)も、歌舞伎の枠を超えた幅広い演劇への出演や、演出に成果を上げたことが評価され、紫綬褒章を受章した。坂東さんは「子供のころから、ただ好きなだけでこれまでやって参りました。これからも一層、精進して参ります」とコメントしている。

 今回の褒章は、684人と23の団体が受章した。なお、女性の受章者は206人で、人数、割合ともに過去最高だった。