羽生結弦選手が凱旋パレード 9万人が声援
ソチオリンピックフィギュアスケートの金メダリスト・羽生結弦選手の凱旋(がいせん)パレードが26日、出身地の宮城県仙台市で行われた。
パレード前の羽生選手「本当に数え切れないほどの方々にパレードに来ていただき、光栄に思う。オリンピックで金メダルを取れるなんて思ってもみませんでした。(自分が)結果を取ることによって、どうか仙台、宮城、被災地を忘れないでほしい」
午後1時30分のパレード開始を前に式典で市民に挨拶をした羽生選手。その後、特製のパレードカーに乗り込み、首にかけた金メダルを見せながら、時折、フィギュアのポーズも交えて市民の声援に応えた。
約880メートルのパレードコースには、実行委員会の発表で約9万2000人の市民らが駆けつけた。
市民「(羽生選手と)中学1年生のときクラスメイトだったんですけど、まさか本当にクラスメイトがこんなヒーローになるなんて、夢にも思いませんでした」
パレード後の羽生選手「地元仙台、宮城の方々をはじめ、遠くの方から来てくださった方もいらっしゃったと思うので、この素晴らしい舞台で報告することができて幸せだなと思ってました」