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山口で震度5弱 2人軽傷

2014年3月14日 4:23
山口で震度5弱 2人軽傷

 14日午前2時7分頃、山口県の中部、東部でも震度5弱の地震があった。震度5弱を観測したのは柳井市、平生町、防府市、下松市。萩市や宇部市、岩国市、周南市など県東部の広い範囲で震度4を観測している。

 地震発生直後の周南市にある山口放送本社の地震カメラの映像では、大きく、長い揺れが続いているのがわかる。

 周南市の出光興産では施設がシャットダウンしたため、ガスを抜く作業をしている。煙突から見える炎は火災ではない。会社側は施設の安全を確認している。現在消防なども安全を確認をしている。これまでにケガ人はいない。

 また、山口県内では火災の発生は確認されていないという。

 この地震により、山口県内ではこれまで2人のケガ人が出ている。防府市で76歳の男性が顔面打撲の軽いケガをし、73歳の女性が転倒して左肩脱臼の軽いケガをした。

 また、山陽道の防府西ICから広島県の本郷ICが安全確認のため上下線とも通行止めになっている。

 JR西日本によると県内の在来線の線路を点検中で、始発からの運行については状況をみて判断するという。新幹線の新山口と新倉敷で安全確認中。

 震度5弱を観測した山口県内だが、中国電力によると停電は14日午前4時の段階ではないという。