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宇都宮市“ギョーザ王者”3年ぶり返り咲き

2014年1月31日 18:56

 ギョーザの世帯あたり購入額で、栃木県宇都宮市が去年、首位になったことが分かった。3年ぶりの王者返り咲きとなる。

 総務省の調査によると、2013年のギョーザ年間購入額は宇都宮市が4919円、静岡県浜松市は4155円で、宇都宮市が764円上回った。

 「ギョーザの街」で知られる宇都宮市は、1996年から15年間首位の座を守ったが、東日本大震災の影響で2011年に首位から転落した。

 宇都宮市は「王者奪還」を目指し、商工会など関係者らが推進委員会を結成。日本一奪還ののぼり旗を立てたり応援歌を作ったりして消費拡大を目指してきた。

 市内のギョーザ店で作る「宇都宮餃子会」の平塚康代表理事は「市民のギョーザを愛する心が1位に結びついた」と話している。