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東京都知事選告示 16人が立候補

2014年1月23日 17:57
東京都知事選告示 16人が立候補

 猪瀬直樹前都知事の辞職に伴う東京都知事選挙が23日、告示され、16人が立候補し、17日間の選挙戦が始まった。

 今回の東京都知事選は、猪瀬前知事が医療法人「徳洲会」グループ側から5000万円の現金を受け取っていた問題の責任を取って、去年、12月に辞職したことに伴い行われるもの。

 日弁連前会長・宇都宮けんじ氏(共産党、社民党推薦)「みんなが暮らしやすい、そして世界一働きやすい、希望の街・東京をつくるために2度目の挑戦をすることを決意した次第であります」

 元航空幕僚長・田母神としお氏「東京をリードして、この日本を、そして東京を、強くたくましく優しい東京の街にしていきたいと思います」

 元厚労相・ますぞえ要一氏(自民党都連、公明党都本部推薦)「史上最高の東京オリンピック・パラリンピックを成功させたいと思います。厚労相の経験を生かして、全力を挙げて、東京を世界一の福祉都市にしたい」

 元首相・細川護熙氏「原発をやめて、自然エネルギー、再生エネルギーなどで日本の未来に懸けていく。そういう方々の先頭に立って、日本の新しい国づくりにまい進していきたい」

 また、発明家のドクター・中松氏は「お金にキレイな人が選ばれるべきだ」と訴えた。

 起業家・家入かずま氏は「ツイッターなどを活用し、東京を多様な人が居場所を持てる都市にしたい」と訴えた。

 この他、自営業・ひめじけんじ氏、弁護士・鈴木たつお氏、自営業・中川智晴氏、スマイル党総裁・マック赤坂氏、元会社員・ないとうひさお氏、元会社経営・金子博氏、社団法人理事長・五十嵐政一氏、元公務員・酒向英一氏、元高校教師・松山親憲氏、政治団体代表・根上隆氏が立候補している。

 選挙戦では、防災対策や社会福祉政策をどう充実させるか、また、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の準備をどう進めるか、それに原発の是非などについて論戦が繰り広げられる見通し。

 東京都知事選は来月9日に投票が行われ、即日開票される。