×

米国務省 靖国参拝に改めて「失望」表明

2013年12月31日 11:56

 安倍首相が靖国神社を参拝したことについて、アメリカ国務省は30日、改めて「失望」を表明するとともに「意見が異なる問題で、今後も日本と話し合いを続けていく」と述べた。

 アメリカ国務省のハーフ副報道官は「日本の指導者が、近隣諸国との関係を悪化させるような行動を取ったことに失望している」と改めて表明した。その上で、今回の参拝が日米関係全体には影響を与えないという認識を示した。

 ハーフ副報道官「日本は大切な同盟国で、様々な課題を解決する緊密なパートナー。これは変わらず、今後も日米で意見が異なることは話し合い続ける」

 ハーフ副報道官は日本の首相の靖国参拝に反応を示さなかった過去の例と異なり、今回「失望」を表明したことについて、「毎回、状況は異なる。今回は、地域の緊張を高める行為だと感じたため、コメントした」と説明した。