経団連の米倉会長は１１日、相次ぐ食品の虚偽表示について、消費者の信頼を裏切ることは許されないと強調した。

　米倉会長は、食品の虚偽表示について「次から次に出てくるのは残念至極だ」と述べて、不快感をあらわにした。その上で、「こういう職業に当たられる方は、正直に市場に訴えていく形でなければならない」として、虚偽表示が明らかになれば公表すべきだという考えを強調した。

　さらに、米倉会長は「消費者の信頼を裏切ることは許されない」と述べて、信頼回復に努めるよう、虚偽表示をした企業への再発防止を求めた。