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「チルドゆうパック」一部を常温放置・配達

2013年11月6日 12:12
「チルドゆうパック」一部を常温放置・配達

 日本郵便が、低温で扱うはずの荷物を常温の場所に放置したり、配達したりしていたことがわかった。

 日本郵便は、生鮮食品などを低温で運ぶ「チルドゆうパック」については、保冷設備がある全国約3600の郵便局で取り扱っているが、一部の荷物が、常温のまま仕分け・配達されていたという。先月、ヤマト運輸の「クール宅急便」でずさんな温度管理が発覚したことを受け、全国の郵便局を調査したところ判明した。日本郵便本社には9月までの半年間で「荷物が冷えていなかった」など22件の苦情が寄せられていた。

 日本郵便は「温度管理が不徹底などの不備があったことは大変遺憾。12月にかけては、お歳暮時期でもあるため、さらに詳細な調査を実施し、万全の体制を整えていく」とコメントしている。