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食肉納入業者「偽装するつもりはなかった」

2013年10月29日 22:26
食肉納入業者「偽装するつもりはなかった」

 ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区)の中華料理店で、去年9月から産地の違う豚肉を納入していた業者が、NNNの取材に応じた。

 産地の違う豚肉を納入していた業者「産地を偽装するつもりはなかった。神戸ポークで品質も悪くなかったので、今まで一度もクレームがなかったので、それで納入させてもらった。産地がちょっと違っていたことは説明不足だった」「(Q客に対して申し訳ないと思う?)申し訳ないというか…品質は間違いない(豚を)提供しているので、食べて悪くはない」

 業者は、「霧島ポーク」を探したが流通量が少なく手に入らなかったため、品質の良い「神戸産」の豚なら問題ないと考え、最初から「神戸産」を納入。先月、産地調査していたホテルに対して業者は、「『神戸産で登録してほしい』と(ホテル側に)言ったが、向こうは拒否したので。いろいろな行き違い、誤認、コミュニケーションの不足、そういったことが重なって今回の問題は起きた。利益はない。適正な価格で売っていますので」と話した。