鋭い社会批評やユーモラスな文章で知られる、作家で精神科医のなだいなださんが死去していたことがわかった。８３歳だった。

　なださんは、慶応大学医学部を卒業し、医師として病院に勤め、アルコール依存症研究の先駆者としても知られていた。また、１９９４年４月から日本テレビの番組審議会の委員も務めていた。

　なださんはブログなどで、がんで闘病中であることを明らかにしていた。