欧州北西部で大雪 交通事故など各地で影響
ヨーロッパでは12日、北西部の広い範囲で大雪に見舞われ、ドイツで大規模な玉突き事故が発生するなど、各地で大きな影響が出た。
ドイツ・フランクフルト郊外では大雪のため、高速道路で100台以上の車が絡む玉突き事故が発生し、AP通信によると、数十人がケガをした。また、ヨーロッパで3番目に利用客が多いフランクフルト国際空港が一時閉鎖され、ヨーロッパ便を中心に、全体の3分の1にあたる、約400便が欠航となった。
さらに、イギリス・ロンドンとフランス・パリを結ぶ高速鉄道「ユーロスター」も運休となった。
ヨーロッパ北西部を中心とする季節外れの寒波は、しばらく続く見通しで、13日も交通機関への影響が残りそうだ。