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監督の叱責後、野球部マネジャー自殺 岡山

2013年2月13日 16:04
監督の叱責後、野球部マネジャー自殺 岡山

 去年7月に岡山県立高校で野球部のマネジャーが監督に叱られた後、自殺していたことがわかった。県教育委員会は「自殺と監督の指導との因果関係がはっきりしない」として、公表していなかった。

 岡山県立操山高校で去年7月、2年の男子野球部マネジャー(16)が自殺していたことがわかった。高校によると、自殺の前日に野球部の監督から「声を出せ」などと一人叱られていたという。両親の要請を受けて県教委が去年10月と11月に調査、「行き過ぎといわれても仕方のない指導や発言があった」と回答したが、「自殺と指導の因果関係ははっきりしない」としている。

 高校は「体罰はなかった」としているが、監督はパイプ椅子を振りかざすこともあったということで、去年11月中旬に野球部の監督を交代していた。