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放射能塵収集のため、自衛隊機3機飛行

2013年2月12日 17:41

 北朝鮮による核実験を受け、防衛省は12日、核実験による放射能塵(じん)などを収集するため自衛隊機3機を飛行させている。

 防衛省は、大気中の放射能塵などを収集するため、集塵用ポットを取りつけた航空自衛隊のT4練習機3機を青森・三沢基地と茨城・百里基地、福岡・築城基地から、それぞれ日本海などに飛行させている。13日以降も継続的に飛行させる予定で、収集した塵(ちり)などは、文科省が専門機関で分析する。

 防衛省は、北朝鮮による過去2回の核実験でも同じように収集活動をしたが、これまでは放射性物質は検知されていない。