救助で死亡の女性たたえ顕彰碑~JR東日本
去年11月、埼玉・本庄市のJR高崎線の踏切で、踏切内にしゃがんでいた男性を助けようとした女性が電車にはねられて死亡した事故で、女性の勇敢な行動をたたえる顕彰碑が設置された。
この事故は、本庄市銀座にあるJR高崎線の踏切で、しゃがんでいた男性を助けようとした中村のり子さん(60)が電車にはねられて死亡したもの。
「JR東日本」は、中村さんの行動をたたえる顕彰碑を設置し、11日、除幕式が行われた。
中村さんの姉・倉本重子さん「おじいちゃんを助けたということは素晴らしいこと。母親と一緒に生活して、手助けしていたから、おじいちゃんがそこに見えて、放っておけなかったんじゃないですかね」
参加した遺族や関係者約20人は、黙とう後に顕彰碑に花を手向け、中村さんの死を悼んだ。