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中国初の空母、25日間の試験航海から帰港

2012年7月30日 16:30
中国初の空母、25日間の試験航海から帰港

 中国初の空母「ワリャーグ」がこれまでで最長となる25日間の試験航海を終え、30日、中国・大連の港に戻った。配備に向けた準備が進んでいる。

 霧の中、大連の港に姿を見せたワリャーグは、試験航海からの戻りを祝う花火の中、約1時間かけてゆっくりと接岸した。甲板上では数百人の乗組員が作業する様子が確認されたが、入港した時点では艦載機などの装備は確認できなかった。

 9回目となるワリャーグの試験航海は、25日間とこれまでで最長。関係筋によると、大連沖の黄海上で補給艦との連携訓練などを行ったとみられ、配備に向けた準備が着々と進められている。