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韓国産貝類“ノロウィルス”リスク~FDA

2012年6月15日 13:31

 アメリカ食品医薬品局(=FDA)は14日、韓国から輸入されたカキなどの貝類を食べるとノロウィルスに感染するおそれがあるとして、食料品店などに撤去を求めた。

 撤去が求められているのは、5月1日以前に韓国から輸入されたカキ、ハマグリ、ムール貝などで冷凍されたものの他、缶詰や加工製品も対象となっている。

 FDAは、韓国でカキなどが養殖されている地域の海が汚染されているため、韓国産の貝類を食べることで、食中毒の原因となるノロウィルスに感染する可能性があるとしている。

 アメリカ市場で韓国産の貝類が占める割合は低く、影響は限定的とみられるが、FDAは、問題解決に向けて韓国当局と協議を行っているという。