８０日以上にわたる逃亡生活の末、保護された葛西臨海水族園（東京・江戸川区）のフンボルトペンギンが７日、水族園の仲間の元に戻され、一般公開された。

　約３か月ぶりに仲間の元に戻ってきたペンギンは、飼育員にかごを開けられると一目散に水に飛び込んだ。このペンギンは、保護した後に行ったＤＮＡ検査でオスと判明した。検疫のため単独で飼われていたが、異常がないことがわかり、７日に仲間の群れに戻された。

　７日朝は群れから離れて泳ぎ回っていたが、しばらくして興奮が収まれば群れに戻るだろうという。