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4号機で冷却システム停止、配管から水漏れ

2012年4月12日 22:30
4号機で冷却システム停止、配管から水漏れ

 12日午後、福島第一原発4号機で、使用済み燃料プールを冷却するシステムが自動停止するトラブルがあり、「東京電力」が原因を調べている。

 12日午後2時44分頃、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの冷却システムで異常を知らせる警報が鳴り、ポンプが自動停止した。東京電力が確認したところ、サビ止め用の薬剤を注入する配管と配管のつなぎ目の2か所から、薬剤と水がそれぞれ漏れているのが見つかった。漏れたのは20リットル程度で、水漏れはすでに止まっているという。

 プールの温度は28℃で、12日中には冷却システムを再起動する予定。東京電力は危険な状況にはないと説明している。