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震災の復興祈り、寒中みそぎ 徳島・鳴門市

2012年1月21日 20:46
震災の復興祈り、寒中みそぎ 徳島・鳴門市

 二十四節気の一つ「大寒」の21日、東日本大震災の復興を祈る寒中みそぎが徳島・鳴門市の海岸で行われた。

 参加したのは徳島県内の若手の神職15人で、鳴門市の海岸に白ふんどし姿で集まり、夜明けとともに寒中みそぎに臨んだ。大声を出しながら船をこぐ所作を繰り返し、精神を統一させる儀式「鳥船」を行った後、冷たい海の中へ入った。肩までつかりながら東北の方角に向かって大祓(おおはらえ)の言葉を唱え、被災地の復興を祈願した。

 一年で最も寒いとされる「大寒」の寒中みそぎで体を張って祈りをささげた神職たちは、それぞれの神社に帰っても被災地の復興を祈り続ける。