「北海道電力」泊原子力発電所３号機のプルサーマル計画をめぐるシンポジウムに北海道電力の社員が動員されていた問題で、北海道電力は３日、有識者による第三者委員会を設置した。

　この問題をめぐっては、国や道が主催したプルサーマル計画をめぐるシンポジウムに北海道電力が社員の動員を呼びかけるメールを送ったことがわかっている。

　北海道電力は３日、事実解明を行うため、弁護士や大学教授を委員とする第三者委員会を設置した。第三者委員会は、過去５年間に開かれた７回のシンポジウムについて、社員の動員ややらせの事実があったかなどを確認した上で、来月上旬をメドに北海道電力に再発防止策を提言する予定。