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ガストで14人が赤痢、工場に営業停止処分

2011年9月1日 1:01
ガストで14人が赤痢、工場に営業停止処分

 東北地方4県にあるファミリーレストラン「ガスト」で食事をした14人が発熱や腹痛、下痢を発症する「細菌性赤痢」に感染していたことがわかった。宮城県は先月31日、14人が食事した店舗に材料を提供している大衡村の食品工場に対し、同日から3日間の営業停止処分を下した。

 宮城県によると、患者に共通する食品が、この食品工場が製造した食品のみであること、症状や発症までの時間がほぼ一致し、全患者からゾンネ赤痢菌が検出されたことから、食品工場で製造された食品が原因と断定した。

 患者は全員、快方に向かっているという。

 ガストを展開する外食大手「すかいらーく」は、ガストを含むグループの店舗計120店の営業を31日から自粛している。