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民主党内から早期退陣求める声が相次ぐ

2011年7月14日 17:51
民主党内から早期退陣求める声が相次ぐ

 民主党内からは14日も、菅首相の早期退陣を求める声が相次いだ。

 鳩山前首相「我々のエラーは大変厳しいものがある。しかし、国難の時、この厳しさを乗り越えて国民のために本気で勝負をかけて政治を取り返さなければならない」

 平智之議員「(再生可能エネルギー特別措置法案は)菅首相の『一定のメド』の条件の一つの法案でありますから、一刻も早く成立をさせ、そして、一刻も早く…ということだと考えております」

 また、前原前外相も会合で挨拶し、13日の菅首相の会見について、「方向性はその通りだが、しっかりとした体制でやるべきだ。私も動いているが、新たなスタートを切れるよう頑張りたい」などと述べ、菅首相は早期に退陣すべきとの考えをあらためて示した。

 岡田幹事長は「民主党政権、1年で2人の首相が代わっていくというのは極めて残念な事態ではありますが、次の新しいリーダーに委ねて、皆さんの期待にしっかり応えていく」と述べた。また、再生エネルギー法案の成立など3つの条件がそろえば、菅首相は退陣するとの見通しをあらためて示した。