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アルゼンチン、チリの火山噴火の影響深刻に

2011年6月17日 15:34

 冬を迎える南米・アルゼンチンで、チリの火山噴火の影響が深刻になっている。

 今月4日、チリ南部で噴火した火山の火山灰が、約40キロ離れた隣国・アルゼンチンの町に降り積もった。積もった灰の高さは約30センチ。この影響で、一部の住民が避難している他、水道や電気が止まるなど被害は拡大している。

 このため、州政府は経済的にも甚大な影響が出るとして、緊急事態宣言を発令し、国に援助を要請した。