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石川で「オタマジャクシ騒動」原因はサギ?

2011年6月9日 18:49
石川で「オタマジャクシ騒動」原因はサギ?

 石川・加賀市で8日、道路や民家の屋根の上に約20匹のオタマジャクシが散乱しているのが見つかった。専門家は、サギがオタマジャクシを落としていったのではないかとみている。

 オタマジャクシを見つけたのは加賀市に住む南河武志さんで、8日朝、自宅前の道路や屋根の上に約20匹のオタマジャクシが散乱していた。南河さんは「(地面だけなら)誰かがいたずらで置いた可能性もあったが、屋根の上にもあったので、空から降ってきたのではないか」と話している。

 南河さんの自宅近くには多くのサギが生息する丘があり、加賀市鴨池観察館・田尻浩伸さんは「(サギは)魚やオタマジャクシ、カエルなどを食べる肉食動物。ちょうど今、子育てのシーズンなので、その時に(オタマジャクシを)落としたのでは」と話している。

 石川県では09年にも同様の騒動があり、その時は「竜巻説」も浮上した。今回は「サギの仕業説」が有力のようだ。