世界で１９００枚、イギリス・ウィリアム王子の結婚式の招待状には金色の刻印があった。イギリス・ロンドン近郊にあるキャサリン・ミドルトンさんの地元で、結婚式に招待された住民を取材した。

　人口約２０００人、ロンドン近郊にあるバックルベリーでキャサリンさんは育ち、今も家族と暮らしている。キャサリンさん一家のなじみの店で、ウィリアム王子も訪れたという地元のパブのオーナー・ジョンさんは、結婚式に招待された。

　「結婚式が待ちきれないよ！本当に楽しみだ！！招待状は、額に入れて店に飾っておくんだ！」－ジョンさんが、世界各国の王族にも同じように送られた結婚式の招待状を見せてくれた。招待状には、エリザベス女王を示すＥとＲの文字と王冠が金色で刻印されていた。当日は、軍服か礼服、またはスーツでの参列を依頼する一文も書かれている。

　ジョンさん「ウエストミンスター寺院で結婚の儀式を見るのを楽しみにしている。ケイト（キャサリンさん）がバージンロードを歩いてくる姿を見るのは素晴らしいだろうね」

　パブでは、地元で造られた結婚記念の特別ビールを売り出し、結婚式当日もパーティーを計画している。キャサリンさんの地元の村では、プリンセス誕生に向けて祝福ムードが高まっている。