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震災被害受けた水族館でペンギン誕生 宮城

2011年4月5日 17:06
震災被害受けた水族館でペンギン誕生 宮城

 東日本大震災で被害を受け、今も閉園が続いている宮城・松島町の「マリンピア松島水族館」でケープペンギンの赤ちゃんが生まれた。約40日前に母親が卵を産み、震災の影響を受けることなく、今月2日に無事誕生したという。

 マリンピア松島水族館は、津波で水槽の水を循環させるポンプが故障し、その影響でマンボウやクジラの仲間のコマッコウが死んだ。また、震災後にストレスで食欲をなくす動物が出るなど、3週間以上たった現在も影響は続いている。復旧作業は急ピッチで進められており、水族館側は今月20日にも営業を再開したいとしている。