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屋内退避の住民に、外出時の注意点を説明

2011年3月19日 16:57
屋内退避の住民に、外出時の注意点を説明

 経産省の原子力安全・保安院は19日の会見で、屋内退避指示が出ている福島原子力発電所の半径20キロから30キロ圏内の住民に対し、あらためて外出時に気をつける点を説明した。

 現在、屋内退避の指示が出ているのは、南相馬市などの計約14万人。屋内退避指示が出て以来、住民からは、買い物などで外出したいが、どうしたらいいのかわからないという声が出ていた。

 これを受け、原子力安全・保安院は19日朝、「一歩たりとも外に出てはいけないということではない」と説明した。その上で「不要不急の外出は避ける」「外出する場合は徒歩よりも車で移動する」「マスクをして、肌を出さないように長袖を着る」「雨にぬれないようにする」との注意点を呼び掛けた。