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地震による主な交通機関の情報(17日)

2011年3月17日 3:57

 首都圏から東北・北関東方面への17日の主な交通機関の情報は以下の通り。

 「JR東日本」によると、東北新幹線は東京~那須塩原で、1時間に2本程度、各駅停車のみ運転している。また、上越と長野新幹線は通常通り運転する予定。

 空の便は、現在、仙台空港が使用できないため、航空各社は周辺の山形・福島・青森・秋田の各空港に臨時便を運航している。またいわて花巻空港が再開し、「日本航空」は17日も羽田~いわて花巻など、臨時便計32便を予定している。「全日空」は16日午後9時現在、17日は福島空港を離着陸する臨時便18便を運航する予定。

 高速道路は、東北自動車道・川口~碇ヶ関、常磐自動車道の水戸~常磐富岡と山元~亘理、磐越自動車道のいわき~津川は緊急車両のみの通行となる。

 また、15日から緊急通行車両しか通れなかった道路で、高速バスの通行も認められるようになったことから、被災地へ向かう高速バスの運行が再開した。「JRバス東北」は新宿~仙台を一日2往復、「日本中央バス」は板橋~仙台を一日1往復、「国際興業」は東京~盛岡間を一日1往復、盛岡発の折り返しのバスは19日からの運行になる。19日からは「東北急行バス」で東京~仙台、東京~山形間の運行が再開される。

 18日から運行を再開する高速バスは、「弘南バス」が盛岡~青森を一日1往復、「福島交通」「会津バス」が会津若松~郡山を一日12往復となっている。すでに運行を再開しているバスもあり、今後も運行本数を増やしていくという。