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東京海上日動 高齢者自動車保険料値上げへ

2011年2月22日 14:54
東京海上日動 高齢者自動車保険料値上げへ

 損害保険最大手「東京海上日動火災保険」は、7月から高齢者の自動車保険料を引き上げることを決めた。

 東京海上日動火災は、現在、一律となっている35歳以上の保険料を、7月から10歳ごとに分ける。新しい制度では、優良ドライバーの標準的な契約の場合、60歳代で年間約2000円、70歳代は6000円近く引き上げとなる一方、50歳代以下を引き下げる。

 このように保険料を改定するのは、60歳以上の契約者が増え、事故でケガをした場合、若い世代より入院の期間が長くなり、保険金の支払いが増えているため。

 すでに、大手の「損保ジャパン」も4月から自動車保険料を引き上げることを決めており、今後、高齢者を中心に引き上げの動きが広がるものとみられる。