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中国政府が反論「謝罪と賠償要求は当然」

2010年9月26日 11:40

 沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件で、日本政府が中国の要求した謝罪と賠償を拒否したことについて、中国政府は「謝罪と賠償を求めるのは当然だ」と反論した。

 逮捕された中国人船長の釈放を受け、中国の外務省は日本に謝罪と賠償を要求したが、日本の外務省は「中国側の要求は何ら根拠がなく、全く受け入れられない」として拒否する姿勢を明確にしていた。

 これに対し、中国の外務省は25日夜に談話を発表し、「日本側の行為は中国の領土と主権と国民の権利を侵犯したもので、中国側は当然、謝罪と賠償を要求する権利を有する」とあらためて反論、日本に対する強硬姿勢を再び鮮明にした。