秋田・横手市増田町の真人公園沼で１６日、恒例の「全日本元祖たらいこぎ選手権大会」が開かれ、県の内外から集まった参加者約７０人が熱戦を繰り広げた。

　横手市増田町は古くから酒造りが盛んな地域で、たらいこぎは酒屋の若い衆が沼に浮かべてあった酒造り用のたらいに乗って遊んだのが始まりと言われている。

　参加者たちは、直径９０センチ、深さ４０センチの大きなたらいに乗り込み、４２．１９５メートル先のゴールを目指した。男女の個人などそれぞれの部門の優勝者には、賞金５万円が贈られた。