韓国で９日、路線バスが突然爆発し、１７人が重軽傷を負った。韓国内では燃料の天然ガスが爆発する事故が５年間に８件起きており、警察は詳しく原因を調べている。

　この事故は９日夕方、ソウルで路線バスが突然爆発し、乗客ら１７人が重軽傷を負ったもの。バスは圧縮した天然ガスを燃料にしており、警察と消防はこのガスのタンクが爆発したものとみて、１０日午前９時から壊れたバスの鑑識作業を行い、事故原因を詳しく調べている。

　韓国内では、同じような事故が５年間で８件起きている。ソウルを走っているバスのうち、９割以上が天然ガスを燃料にしているということで、市は一斉点検を行うことにしている。