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自殺者最多は3月1日、曜日別は月曜日

2010年3月31日 4:14

 内閣府が04年から5年間の自殺者の統計を分析した結果、一年間で最も自殺者が多いのは3月1日だったことがわかった。

 内閣府によると、04年から5年間の警察庁の自殺者統計などを分析した結果、一年間で最も自殺が多かったのは3月1日で、平均で138.0人、最も少なかったのは12月30日で55.2人だった。

 また、自殺者が多いのは月の初めや月末で、曜日別では月曜日が多かったという。逆に、自殺者が少ないのは年末や盆といった休日や土曜日だった。

 職業や年齢別では、60歳以上の年金生活者、30歳代から50歳代の男性失業者と現場作業員、50歳代から60歳代の農林・漁業に従事する男性に自殺者が多い傾向という。

 内閣府は都道府県別の傾向も発表し、こうした現状を踏まえて各自治体には有効な自殺対策を作ってほしいと話している。