京品ホテル元従業員ら、会社側と和解
08年10月に廃業した東京・JR品川駅前の「京品ホテル」の元従業員46人が、経営会社を相手取り、「解雇は不当」として地位確認を求めていた裁判で、東京地裁で先月29日付で和解が成立した。
原告側は「金銭的解決で合意した」「長い争いが終わり、安堵(あんど)した。勝利的な和解である」と話している。
京品ホテルをめぐっては、廃業後も元従業員らが自主営業を続けていたが、東京地裁が去年1月に元従業員らに建物明け渡しと退去の仮処分命令を出し、明け渡しの強制執行が行われた。