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新社会人の“キャリアプラン” 転職も視野に将来の夢と仕事 若者のホンネ【バンキシャ!】

4月に入社した新社会人が働き始めて1か月。職場にも慣れつつあるこの時期に、若者たちは自分の“キャリアプラン”をどう考えているのか取材しました。転職に対する意識の変化などもあり、すでにキャリアを重ねた世代にも参考になりそうです。【バンキシャ!】 *** 11日、都内で、来年春に卒業する大学生向けの、企業合同説明会が開催された(マイナビ就職EXPO)。 いま若者たちはどんなことを意識して、仕事を選んでいるのか。 就活生(21) 「終身雇用というのは正直あまりなくて。ずっと1社にいるよりかは、転職とか副業とか、そういったマルチにできるような職業を進んで見ています。キャリアプランとして転職がいまは当たり前になってきている現状があることは(企業と)話をしていても感じましたし、自分自身でも思うので」 2024年度の新入社員を対象にした意識調査(東京商工会議所 調べ)によると、いまの会社で定年まで働きたいと答えた人は21.1%。一方で、チャンスがあれば転職したいと答えた人は26.4%。「転職したい」が「定年まで」を上回るのは18年ぶりだ。 そこでバンキシャが20代に聞いた。「あなたのキャリアプランは?」 10日、東京・新宿にて。 イベント会社で働く社会人3年目の男性。キャリアプランを見せてもらうと…。 28歳で転職、31歳で結婚、40歳で親の介護も想定。45歳でフリーランスに、とのこと。 バンキシャ 「2年後には転職ですか?」 イベント会社勤務 社会人3年目(26) 「はい。できたらいいかなというところなんですけども…これから結婚とかを考えていくと、もうちょっとワークライフバランスがとれた仕事っていうのも視野に入ってくるのかなって…」 いますぐ転職を考えないワケは―― イベント会社勤務 社会人3年目(26) 「まだなんだかんだ言って、3年間勤め上げるっていうところが(応募の)基準点になっている会社は多いのかなと感じます。社会人経験何年以上ってボーダーを設けている会社も多いので…」 *** 10日、東京・品川駅前にて。 フリーランスとして働く社会人3年目の女性。これまでに2回、転職したという。キャリアプランをのぞき見した友達は… 友人 「28歳とかわかる」 フリーランス 社会人3年目(23) 「わかるよね。なんかね」 友人 「なんかしたい。あはは」 友達も共感した28歳でのプランは… フリーランス 社会人3年目(23) 「どこかに勤めるんじゃなくて、自分で会社を起業してっていうのは、できたらすごくステキだなと…」 最終的な夢は35歳、「場所にとらわれず生きる」こと。いまから12年後の目標だ。 フリーランス 社会人3年目(23) 「たぶん5年とかじゃ足りない気がするので。めちゃめちゃリアルですけど(笑)」 バンキシャ 「どうですか?聞いてみて」 友人 「すごいっすね。ちゃんと考えてる(笑)」 *** 10日、東京・新宿にて。 2024年入社の新社会人の男性。赤字で強調されていたのは「28歳 家業を継ぐ」だ。 金融関係の会社勤務 新社会人(22) 「家業を継いで実家に戻る形ですね」 実家は群馬県谷川岳の麓にある山宿「土合山の家」。28歳までに経営を学び、家業を継ぐ予定で、いまの社長も応援してくれているという。 金融関係の会社勤務 新社会人(22) 「コロナで売り上げが90%減みたいなことがあったんですけど。そこから新しい事業をやったりして(父が)立て直してくれたので。その父を超えられるくらいの経営手腕を身につけるには、ここ(22歳から28歳)の間で基礎知識だったり考え方をいろいろと吸収して、ここ(28歳)でしっかりと土台ができているっていうのが私のプランですかね」 28歳で家業を継いでも、社長になるのはまだ先のこと。そこで決意を新たに付け足したのは… バンキシャ 「45歳社長」 金融関係の会社勤務 新社会人(22) 「すみません、字が汚くて(笑)。日々努力を怠ることなく過ごせば、目標は達成できると思うので…。甘えるなってことですね。甘えるなってことで」 バンキシャ 「ありがとうございました」 金融関係の会社勤務 新社会人(22) 「ありがとうございました。失礼します」 *5月12日放送『真相報道バンキシャ!』より

日テレNEWS NNN

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