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横浜検疫所職員が新たに感染 公用車運転手

2020年2月28日 2:05
横浜検疫所職員が新たに感染 公用車運転手

厚生労働省は、新たに横浜検疫所の職員が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。職員は公用車の運転手で、クルーズ船の中には入っていないという。

厚生労働省によると、新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、横浜検疫所の50代の男性職員。男性職員は公用車の運転手で、今月3日から13日までの間、検疫所からクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が停泊している大黒ふ頭まで、厚労省の職員や検疫官らを送迎したり、マスクなどの備品の搬送などをしたりしていて、船内には入っていないという。

その後、今月14日に体調不良を訴え、翌日以降、2度、診療所を受診して自宅療養していたが、熱が下がらないため別の医療機関を受診し、検体を採取して検査を行ったところ、27日、陽性が判明した。

男性職員は医療機関に入院したが、肺炎の症状はなく、会話はできるという。