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ゴーン容疑者 国際手配取り消し要請を準備

2020年1月31日 15:01

レバノンに逃亡している日産の前会長、カルロス・ゴーン容疑者が、ICPO(=国際刑事警察機構)に対し、自らの国際手配を取り消すよう要請する準備をしていることを明らかにした。

日産の前会長、ゴーン容疑者は、金融商品取引法違反などの罪で起訴されていたが、先月、保釈中に無断でレバノンに逃亡し、ICPOから国際手配されている。

ゴーン容疑者は、30日付のブラジル紙の電話インタビューに対し、「事件は政治的なもので、人権が尊重されなかった」として、国際手配を取り消すよう要請する準備を弁護士と進めていると明らかにした。

手配が取り消されれば、ブラジルやフランスなど「日本以外」の国々を訪れたいと述べ、改めて「日本の検察は常にウソをついている」などと日本の司法制度を批判した。